六本木ヒルズが揺れた! キアヌを感動させた“泥臭い情熱”こそが映画を「伝説」に!

 この大々的なプロモーションのかいもあって、『マトリックス リローデッド』は前作を凌ぐ圧倒的な大ヒットを記録し、日本の映画ファンに強烈な記憶を刻み込みました。

 今の時代、宣伝手法もデジタル化・効率化が進み、アメリカ本国から送られてくるマーケティング素材をそのまま流すだけのプロモーションも少なくありません。しかし、ただ整った宣伝をしているだけでは、映画は社会現象にはなりません。

「どうすれば観客を驚かせることができるか」「どうすれば映画館という空間でしか味わえないお祭りを作れるか」。配給会社自らがリスクを背負い、脳に汗をかきながら常識を疑い、足を使って熱狂を仕掛けていく。その泥臭いパッションこそが、洋画が再び輝きを取り戻すための、いつの時代も変わらない最大の武器なのだと私は信じています。

キアヌ・リーヴス、そして世界一のスターも登場! ウィリアム・アイアトン著『日米映画の架け橋 ラストサムライ 2393億円の男』(双葉社/定価1870円)は大ヒット発売中!