「東京に出てきてこんなに苦しかったことない(笑)」デビュー曲『DAYBREAK』再録の舞台裏

──今回のレコーディングの順番としてはどうして行ったんですか?

高橋 順録りです。

成田 わかりやすいですよね。

高橋 難曲もあるじゃないですか、なかには(笑)。

岡本 そうだね(笑)。

高橋 だから1曲目が「DAYBREAK」っていうのは取り掛かりやすかったし、そこで勢いも出ますからね。でも昭次は大変だったね。

成田 ダビングが結構あるので。毎日家でギターばっかり弾いてましたね。

岡本 30曲のギターソロってね。

高橋 東京に出てきてこんなに苦しかったことないって(笑)。

前田 昭次が引きこもりになってるって(笑)。

成田 なるでしょ(笑)。それくらいやんないとできなかった。

高橋 でもデビューしたての頃も必死になって練習したよね。

成田 カセットテープでね。

岡本 編曲された曲のテープもらって。

成田 全部耳コピして。

高橋 譜面なんて読めないから。当時の一流のスタッフがつくってるからすごいレベルが高いんですよ。それになんとか追いつかなきゃってやってたんで。

岡本 それをもう一回50歳を過ぎてやることになるとは(笑)。

高橋 「DAYBREAK」はずっとツインボーカルでいくじゃない。あれはスタジオで偶然そうなっていったんですよ。

岡本 「DAYBREAK」は和也が歌ってたんだけど、そのときにアンディ・テイラーの「アイ・マイト・ライ」を聴いて、カッコいいって思って、すぐ蛎崎さんに最初から2人ハーモニーで行こうよって提案したの。そういうのってあんまり日本ではなくないですか?って。

高橋 デュランデュランを抜けたアンディ・テイラーのソロ一発目のアルバムだよね。

成田 カッコよかったよね。あれがあの「DAYBREAK」のコーラスの原型だったんだ。