「『あゝ、荒野』を見たときは圧倒されたな」若手・菅田将暉への驚きと、『古畑任三郎』『相棒』で楽しむ“当て書き”の妙

「いや、出てくる子みんな凄いからね。あんまり僕、ドラマは見ないんだけど、映画に出ていた菅田将暉っていう子ね。『あゝ、荒野』を見たときは圧倒されたな。すごい存在感」

 さまざまな作品に出演する風間さん。主演作だけでなく、ゲストとしても作品を光らせている。『古畑任三郎』(フジテレビ系)や『相棒』(テレビ朝日系)といった人気シリーズでも印象的な犯人役で出演している。

風間杜夫 撮影/河村正和

「『古畑』のゲストの犯人は、三谷(幸喜)さんが当て書きをして、“風間だったらこういう役がいいんじゃないか”ということで、ああいう役にしたらしいんです。

『間違えられた男』っていう話なんですけど、いったい何者なのかわからない(笑)、ごまかそうとすればするほど追い詰められていく情けないといえば情けない役。

『相棒』のほうも、脚本の山本むつみさんから“風間さんゲストで書きたい”って話があって、“じゃあ、カッコよく書いてくれよ”って言ってたら、美人局のインチキ詐欺師役(笑)。

 でも、やっぱり作家との出会いというのは大きいよね。三谷さんも山本むつみさんも、風間を使うんだったらこう書きたいと思ってもらえたのは嬉しいよね」

 どこか三枚目寄りの犯人。しかし、風間さんはそんな役を面白がる。

「そういう役のほうが好きかもしれないですね。やっぱりどこか欠けている人間のほうがやっていて楽しいというのは間違いなくあります。

 とにかく現場に入ったら、作品に入ったら、その世界で。いろんな変な犯人もやってきた。だけど若い頃から思っていたのは、“1つの型というか、1つの色に染まりたくない”ってこと。

 何かが終わるたびに、キザに言えば“白紙に戻る”っていうか。そして、また次の作品で色を付けてもらう、あるいは自分で色を出す。それは常に考えてきたような気がしますね。

 自分のイメージなんて作らないでニュートラルでいて、作品に入ったらギアがトップに入るっていうか。そういう心掛けって言ったら大げさだけど、そういうつもりでずっといましたね」

 いよいよ最終回。風間さんの独自の「鈍感力」と生涯俳優を貫くレジェンドの生き様、そして心に刻まれた名女優たちの記憶に迫ります。

■作品紹介
白石加代子と風間杜夫が神々の国生み奮闘記を面白おかしくお届け!
朗読劇「古事記」は2026年9月12日(土)より全国5都市8か所で上演!
<公演概要>
朗読劇「古事記」 出演:白石加代子・風間杜夫 原本:古事記 上演台本・演出:笹部博司 ステージング:中村蓉
【東京公演】日程:9月12日(土)・13日(日)開場:13:30 / 開演:14:00 会場:シアター1010  
【兵庫公演】日程:9月25日(金)開場:14:30 / 開演:15:00 会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
【群馬公演】日程:10月3日(土)開場:15:00 / 開演:15:30 会場:富岡市かぶら文化ホール 
【栃木公演】日程:10月4日(日)開場:15:00 / 開演:15:30 会場:あしかがフラワーパークプラザ(足利市民プラザ)文化ホール
【北海道・音更公演】日程:10月12日(月)開場:13:30 / 開演:14:00 会場:音更町文化センターふれあいホール
【北海道・札幌公演】日程:10月14日(水)開場:18:00 / 開演:18:30 会場:札幌市教育文化会館 大ホール
【北海道・深川公演】日程:10月16日(金)開場:18:00 / 開演:18:30 会場:深川市文化交流ホールみ・らい
【北海道・伊達公演】日程:10月18日(日)開場:13:30 / 開演:14:00 会場:だて歴史の杜カルチャーセンター 大ホール
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