“はじめまして”の多い現場で心がけているのは「自分を作らないこと」
──俳優のお仕事は、初対面の人との出会いもとても多いと思います。コミュニケーションで大事にしていることを教えてください。
「私、もともとそんなに勉強も得意じゃないし、本もあまり読まないので語彙(ごい)力もあまりないんですけど、それでも“伝える”ということを忘れないようにしています。あとは、“自分を作らない”こと。あんまり良く見せようとも思わないし、自分のダメなところは自分で理解しているし、弱いところも理解しているので、それを言っちゃう。自分はそんなにできた人間じゃないから。カッコつけていてもしょうがないので」
──出会えたことをプラスにしたいという思いもありますか?
「そうですね。せっかくご縁があって会えたのだから、だったら“また会いたいな”とか、“あいつ面白いヤツだったな”で終わりたいというか、そう思ってもらえたら一番いいなと思っています。楽しみたいんです。ピリピリ空気を読みながらやるより、楽しくお仕事ができればいいなと思っています」
8年ぶりの単独主演映画『沖晴くんの涙を殺して』も、そうした出会いの積み重ねによって完成している。
●作品情報
『沖晴くんの涙を殺して』 全国公開中
原作:額賀澪『沖晴くんの涙を殺して』(双葉文庫)
監督:矢崎仁司
出演:広瀬アリス
木戸大聖
清乃あさ姫 設楽もね 伊藤絃 草野康太 趙珉和
満島真之介 北乃きい 戸田菜穂 根岸季衣
配給:彩プロ
(C)2026 額賀澪/双葉社「沖晴くんの涙を殺して」製作委員会