映画『NEW GROUP』に込められた“私たちの物語である”というメッセージ

──主演の二人も、山田杏奈さん演じる愛は家族に問題を抱えていたり、青木柚さん演じる優は、日本の学校になじめない海外からの転校生という役柄が印象的でした。

下津「映画の主人公の名前が“愛”と“優”。二人の物語なのですが、英語にすると“I”と“YOU”なので、私とあなたの物語。つまりは“私たちの物語である”っていう意味も込めています。映画のテーマとしても、日本社会ってみんなが同じ方向を向いてしまう。  
 そこから目を覚まして、自分の頭で考えようみたいなところから着想を得た感じですね。自分も含めて、みんなが同じようにならないように、目を覚まして自分で未来を切り開いていこうっていう思いもありました」

──物語の要でもある不敵な存在感の校長を演じているのがピエール瀧さんですが、このキャスティングは監督がイメージされたのですか?

下津「そうですね。僕からの指名ですね」

ピエール瀧(以下、瀧)「ありがとうございます」