愛猫“マド”が教えてくれた、人間関係における大切な気づき

 そのためには、マドの気持ちを察する、想像する「余白」が自分の中にないと難しい。

「あとね、猫は決してコントロールできないんです。人間って、ついつい近い存在……例えばパートナーや子どもだったりをコントロールしたくなるけど、それは無理だし、彼らが私をコントロールすることもできない。そんな当たり前のことを、マドは教えてくれるんです」

 人間同士は、面倒だ。わかりあえていると思っていた友人と、いつの間にか距離ができて、同じ価値観でものごとを見ることが難しくなっている。
そうするとついつい、相手をコントロールしようとしたりして修復不可能な関係にしてしまったりする……。

「誰でも、そういうことってありますよね。学生時代からなかよくしてきたけど、環境が変化したり、興味の方向が違ってきたりすると、話しが合わなくなってしまう。そんなとき私は、相手に感謝してそっと離れるようにしています」

松田未来 撮影/松島豊