自分自身を大切に扱うことで起きる、THE CHANGEとは──。

──それは、例えば自身の子どものように?

「とは違って、うーん、適切な表現が難しいのですが、自分のことを客観的にとらえて、“この人は大切で価値がある人間だ。だから、こんなことはさせたくない”というふうに考えるんです。唯一自分がコントロールしてもいい存在が“自分自身”だと思ってもいるのですが、そうやって俯瞰して“大切な私”というふうに自分のことを見ると、“やりたいこと”、“やるべきではないこと”が鮮明になるんです」

 そうすることで、選択肢のひとつひとつが変わってくるという。

「付き合う人も変わるし、自分の身体に入れるものにも気を遣うようになるから、食べる物を手に取る際にも、自然と選ぶものが変わってきますよ」

 なぜなら、かけがえのない、大切な私だから。
 松田さんのまとう、柔らかくて揺るぎないオーラの秘密が、少しずつわかってきた……。

■作品情報
書名:私が私を生きる「余白」の美学
著者:松田未来
発売日:2026年6月10日(水)
定価:1,870円(税込)
仕様:A5判 144ページ