「佐内さんじゃなきゃこの写真集はやらない」13年ぶりの写真集で決めた覚悟とタイトルに込められた“意外な意味”

  デビューから30周年の節目に、13年ぶりに出版した写真集。本作で彼女がこだわったのが、写真家・佐内正史さんと組むことだった。

「最初に編集さんから、“45歳女優としての、いまの酒井若菜の姿を写したい”とご提案をいただいたときに、佐内さんにお願いしたいなとアイデアが浮かびました。佐内さんじゃなきゃこの写真集はやらない、というくらいの覚悟でしたね。街の風景も素敵に切り取ってくださる方なので、写真集の中には、私が映っていないカットもあるんです。佐内さんらしさを同時に込められたのもよかったです」

──タイトルの『ぴこぴこ。』も独特ですが、どんなコンセプトが?

「タイトルには、本当に意味がないんです(笑)。30周年でもあるので、きっとメッセージ性とかドラマチックなものをみなさん想像されるだろうなと思ったので、そういう重厚なものではないよっていう感じに、極力ライトにしたかったんです。“擬音とかオノマトペみたいな、意味のない言葉がいいよね”って話しているときに、ふと口から出たのが『ピコピコ』で、“いいんじゃない?”って即決しました」