「エンタメとしては頭が下がるというか、勝てないって思う」と話す、エンタメ界の強者とは……。

 ちなみに、“勉強をする”というのはどのようなことなのだろう。

「役者というかエンタメに関わる人間として、皆さんが何を求めているのかということをずっと追っていかないと、中身がなくなっちゃう。その時間の確保のためには、24時間もゲームをやっていたら無理ですよね(笑)。やっぱりお芝居が好きだから、苦渋の決断でした」

美村里江 撮影/有坂政晴

「それでも、未だにゲームコーナーとか通りかかって、以前やっていたシリーズをパッと見つけたりすると、それだけで、バクバクするんですよ。見ちゃいけない! みたいな(笑)。本当にそれぐらい好きなんです。だって、すべてのゲームは素晴らしすぎるんですよ。現代人にとって、うっかりすると毒にもなり得るほどの素晴らしさ。私がやってたころは5〜6000円台とかかな、それで100時間以上ずっと楽しんでやり込める。本当にエンタメとしては頭が下がるというか、勝てないって思うところなんですけど」

 ゲームに限らず、スマホとの向き合い方も近年変わったという。以前は、スマホゲームを警戒してスマホ自体を使用していないこともあったようだが……。

「そうなんです。ゲームしないようにスマホ自体を避けていました。以前は機密(情報の取り扱い)の意味合いで、データでやり取りはしないようにと言われていたのが、コロナ禍あたりから徐々に、仕事の資料がデータで送られてくるようになったんですね」