10代から活動し、俳優業の道を邁進してきた剛力彩芽。彼女は今秋、明治時代を舞台にふたたび、あの怪盗『キャッツ♥アイ』三姉妹の末っ子として躍動する。舞台『メイジ・ザ・キャッツアイ』で一緒に姉妹を演じる、藤原紀香さんや高島礼子さんといったレジェンドたちからの刺激や、自分の個性を大切にTHE CHANGEし続けてきた“これまで”をうかがった!【第1回/全3回】

剛力彩芽 撮影/冨田望

 剛力さんが最初に世の注目を浴びたのは、10代のファッション誌『Seventeen』(集英社)専属モデル時代。その後、ドラマにCMと、立て続けに活躍し、大ブレイクしていくが、芸能界を目指したきっかけもやはり“モデル”という職業への憧れだった。

「今日、(『THE CHANGE』のアイコンである)砂時計を見て思い出したんですが、この業界に入りたいと思ったきっかけが、7歳のときのスナップ撮影でした。遊園地でアニメのイベントをやっていて、みんなでワイワイ歌ったり踊ったりしている中で、声をかけられ、手渡されたのが砂時計だったんです」

──そのときは、どんな気持ちだったか覚えていますか?

「雑誌の企画だったみたいで、“笑わないでください”って言われて、砂時計を持って、じっとしていました。こんなに周りは楽しい雰囲気なのに、私はそこで影のある写真を撮っていて、“なんで笑っちゃいけないの?”と思いながらも、撮影してもらっている……そのちぐはぐな感じが逆に楽しかったんです。時間がとにかく楽しくて、その日のうちに、母に“私、モデルになる”って宣言しました」