「自分と似ているだけに」映画『RYUJI 竜二』で演じた「まり子」に共感した部分

 川栄が演じるまり子は、人生をあきらめかけたところを竜二(柳楽優弥)に助けられ、共に生きる道を選ぶ。一児の母となり、竜二の舎弟たちにも母親のような愛情を注ぐまり子には、共感できる部分が多かったという。

「わたしは、自分がつらいときに手を差し伸べてくれた人のことは、何があっても裏切らないと心に決めているので、まり子が竜二のことを一番に考えるところには、すごく共感できました。また、大人数のグループの中で先輩や後輩がいて、いろいろな人の気持ちをくみ取ったり、気遣ったりすることが自然と身に付いたので、まり子の言動に“わかる”と思いつつも、もどかしい気持ちもありましたね。自分と似ているだけに」

川栄李奈 撮影/有坂政晴

“竜二”のもうひとつの家族ともいえる二人の舎弟を演じるのは、萩原利久とBE:FIRSTのJUNON。

「直役の利久くんとは以前、『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系)という学園ドラマで同級生役を演じたのですが、久しぶりに会っても全然変わらず、一緒にいて安心できました。でも、今回は姉さんと舎弟という関係だったので、最初はなんだかちょっと不思議な感じがしました(笑)。JUNONさんとは、はじめましてでしたが、とても丁寧(ていねい)な表現をされていて、素敵(すてき)だなと思いました。彼らがボコボコにされたりとか(笑)、わたしもつらいシーンがいっぱいあったけど、現場はずっと和やかで楽しかったです」