口座の残高がケタ違いでマンションを購入! 無名のアルバイトから“アコムのお姉さん”になった激動の転機

──なるほど。とはいえ、移動も大変なのでは?

「あ~。意外と近いですよ。東京と木更津って。車で1時間くらい。私、運転が好きなので、むしろ移動の時間が楽しいんです。東京にいた頃も2時間ぐらいかけて田舎のほうまでドライブしていたので、あんまり変わらないかも」

──そう考えると、都心から少し離れた田舎で暮らしつつ、仕事のときだけ東京に来るのは、小野さんにとっては理想の生活ですね。

「そうですね。あのぉ、こんな話ばかりでいいのかしら? 田舎暮らししている、普通のおばさんの話になっていません?(笑)」

──いやいや、かつては『アコム』のCMで全日本男児の “憧れのお姉さん”だった小野さんが、いまは田舎で穏やかに暮らされているのは、それだけで癒されますよ。ある意味、シンデレラガールでしたもんね。

「アハハ。『アコム』のCMに出たのは21歳のときだったので、かれこれ24年も前のことなんですね。当時は無名の売れない女優で、アルバイトをしながら生活していました。『アコム』のオーディションに受かった理由も“一番庶民的だったから”なんです」

──その庶民的なところが一躍ブレイク。生活が一変したことで一時期はお金遣いも荒かった、と前回のインタビューのときに告白してくれました。

「そうですね(笑)。ある日、銀行口座を見たらケタ違いの額が入っていて……びっくりしました。好きなものひと通り好きに買っても、お金がまだある。このままではあっという間になくなってしまうと思い、残るものをと、マンションを購入したりしました」

──庶民とかけ離れた生活になっていたんですね。

「セレブになったような気分を少しだけ味わえました。でも、このままの生活が続くとは思えないし、世の中そんなに甘くないだろーなと。私はもともと、女優をしたいと思ってこの世界に入りましたので、お金に惑わされず、せっかくCMのおかげで名前は知ってもらえたので、お芝居をしっかり勉強して、女優業を頑張ろうって」

つづく

小野真弓(おの・まゆみ)
1981年生まれ。千葉県出身。O型。1998年、オーディションに合格し、芸能界入り。2002年に「アコム」のCMに出演し、明るく爽やかな女子社員役を演じて話題となり、ブレイク。以後、バラエティやドラマ、グラビアなどで活躍し、出した写真集は19冊。動物好きで知られ、トリマーや動物介護士などの資格をもつ。現在は東京から千葉県木更津市に移住し、動物に囲まれる日々を送る。