ネット上で批判に晒される日々…メディア露出が増えて感じたこと
「院生の頃、バイトをしていた書店のブログを更新していて、それを出版社の方が見つけてくださり、デビュー作『人生を狂わす名著50』(ライツ社・2017)につながったんです。お声がけいただいたおかげで出版できたという感じでしたし、ここまでの執筆活動ができるとは予想もしていなかったので、この1冊目は私にとって最大のCHANGEでした」
その後の活躍はもはや説明不要だろう。様々なメディアに引っ張りだこで、昨年には『NHK紅白歌合戦』の審査員まで務めた。一方で本人は、知名度が上がったことによる“難しさ”も感じているという。
「名前が売れると、誤解されることも増えるものだな、って。私の名前を見ただけで自分の居場所を奪われたと感じ、批判したくなる人もいる状況を体験してみると、こういう感覚なのかと。
それも、私が書いたものへの意見だったら反論できるんですが、そういうことでもない場合は難しいですよね。そこまでいくと、自分ではどうしようもできないなと」
それでも三宅さんが執筆活動を続ける理由は、「書きたいことがあるから」だ。
「本の内容を動画で説明したり、インタビューしていただいたりする機会があることはとてもありがたいのですが、本に書いたことをすべて喋りきれるかというと、それは難しい。やっぱり本を読んでもらってはじめて自分の伝えたいことが伝わる感覚があります。
私側に、動画だとどうしてもそこまで深く話すスキルがないんです。でも一方で、YouTubeだと本から入るより先に自分を知ってもらえることもあるし、そこにはすごく動画の力を感じます。本1冊が10万字くらいって長いんですけど、それだけの時間をもらって読んでもらえるのはありがたいですね」