渡辺哲さん、中山優馬さん……全8話を豪華なゲストが作品を彩る

「ゲストで来られる方も、最初は(テンポに)とまどったりされることもあるんですけど、帰るときには“楽しかった”と言ってくださることが多くて、そう思って帰っていただけるような現場にしたいね、ってみんなで話しています」

『大岡越前』のような、伝統的なスタイルをとる時代劇は数少なくなっている。若い世代は「時代劇をまったく見たことがない」という人も、少なくない。そんななか、美村さんは時代劇継承への思いも深い。

「20代は時代劇を見たことがない、『大岡裁き』とか『お白洲』(奉行所における裁きの場)とか言っても、その単語すら知らない世代も出てきている状況ですよね。でも、きっかけがないだけだと思うんです。だからきっかけができればいいな、と思ってます。
 私も美容院でシャンプーとかしてもらっているとき、“また京都行かれたんですか?”、“そうなんですよ、『大岡越前』で”みたいな会話の中で、一応プレゼンをしてみたりするんです(笑)。“(時代劇は)着物とかきれいな柄が見れたり、かつらも、島田髷(まげ)とか、その時流行していた女性の髷が見られたり。ファッションの視点で見るとおもしろいですよ”って。そう話すと、“見てみます!”って興味を持ってくださったりするので、きっかけがあれば見てもらえるんじゃないかな、と思うんです」